自閉症のピアニスト

講演&コンサート

特異を得意にかえて

小柳拓人の演奏と共に、母小柳真由美が、小柳拓人の演奏活動や会社員として働くにいたるあゆみをお話する【講演&コンサート】です。
子育ての中で、自閉症のことを説明したり理解してもらうことがとても難しいと感じてきた経験から、「自閉症ってなに?」と題して、小柳拓人のエピソードを交えながら、自閉症の特性についてもお話ししています。
これまでに小・中学校、大学、音楽教室、福祉団体、企業イベントなどで開催させていただいています。50分から150分でアレンジ可能です。詳しくは開催履歴をご覧ください。

特異を得意にかえて


1 講演

特異を得意にかえて ~ピアニストとして、フルート奏者として、会社員として生きる自閉症のわが子~

 (1)自閉症ってなに?

・発達障害の一つ 生まれつきの脳機能の発達がアンバランス、物の見え方・感じ方に違い、発達の歪み
・3つの特徴+α        
  ①対人関係の難しさ: 他人への関心が乏しい、視線が合わない、人の気持ちや場の雰囲気が読めない 
  ②コミュニケーションの難しさ: 言葉通りにうけとる、一方的で唐突、オウム返し
  ③こだわりと興味の狭さ:予定外の出来事に不安や抵抗、特定の物に執着 
  □よく見られる特徴:多動、触覚・味覚・痛覚などに極端に敏感or鈍感、記憶力など一部の機能が優れる
・自閉症児・者は身近にいる、外見や行動は様々

(2)演奏活動にいたる道のり

・多動で会話が成りたたない幼少期
・集団行動がとれない
・音楽が鳴っているとじっとしている
・ダメもとで入った音楽教室  
・その子にあったやり方 
・ピアノの個人レッスンもできるかな?
・家でのピアノ練習での気づき
・自閉症の特異で困ったことも、見方を変え、場面が変われば才能?
・自閉症の特異なことは得意のはじまりかも?
・特異なことを書き出してみると・・・ ・特異なこと同士の組み合わせで新たな得意をつくる
・ダメもとで入部した中学吹奏楽部:フルート
・得意が希望へとつながった
・コバケンとその仲間たちスペシャルオーケストラ、ピアノパラリンピックとの出会い
・TV出演でふっきれた!
・休日はミュージシャン (<1>ソロで、<2>アンサンブルで)
・同じ仲間がいるはず!「オーティズムミュージシャンコンサート」の立ち上げ
・世界中にオーティズムミュージシャンはたくさんいる

(3)ボク、会社員になりました          

・平日は会社員、毎日こんな仕事をしています【動画】 
・特別支援学校での職業実習
・特異なことの組み合わせでパソコンができるかも?
・ピアノ演奏技能習得からヒントを得てPCデータ入力技能へ
・日本語ワープロ検定1級取得
・得意を生かせる会社との出会い

(4)新たなステージへの挑戦

・知的障害者のためのビューティ―コンテスト「スペシャルビューティージャパン」でグランプリ受賞・ 
・東京2020オリンピック聖火ランナーに選出

2 演奏

(プログラムの一例)

★リベルタンゴ
★アルハンブラの思い出
★美女と野獣
★トルコ行進曲によるコンサートパラフレーズ
☆この曲は何でしょうメドレー(お客様に題名を答えて頂きます)
☆さとうきび畑
★前奏曲op.3-2「鐘」
★ボレロ

   ★ピアノ・☆フルート演奏:小柳拓人 /ピアノ伴奏:小柳真由美

ピアノと拡大映像フルート

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